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月餅の経理処理

10年ほどのベトナムは、中秋節前になると顧客への贈答用として、月餅というケーキを渡す商習慣が盛んで、市内中心部の幹線道路沿いには、仮設販売テントが連なっていました。しかし、最近は以前のような光景が見られません。

 

月餅(MOONCAKE)は、最近ではこしあん、緑茶、チョコ、など食べやすいものが増えてきていると感じますが、それでも販売下落が続いている理由の一つは、経済不況であること、経済回復後も販売数が以前の水準に戻らないこと、が大きいと思います。

 

実は、弊社ももう10年以上前から止めております。

 

この月餅ですが、お店が発行する正式なレッドインボイス(赤領収書)ですが、

会社の経費として認められないケースが多々あります。

 

・まずは月餅のライセンスを正式に持っている法人であること。

・月餅を法人顧客へ渡した証拠(受領サイン、役職、名前)があること。

 

これが守られていないと、後でハネられますので、インボイスがあっても使用不可となります。対応できなかった経緯が弊社もあり、経費として認められないのであれば、会社としては止めましょう、という結論に至りました。

 

現在は、自社スタッフへ福利厚生の一貫として、

予算を決め、自分で好きなケーキ4つチョイスでひと箱にし、社内で配っているだけです。