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中部人材積極採用に陰り

起業後13年で、色々なエリアのベトナム人を採用してきました。

北部、中部、南部のベトナム人たちで、結果として弊社に長く勤務し、(現地人にとって)無謀な私について来てくれるのは、中部出身者が多かったです。

 

北部~優秀な人は、極めて優秀で逆にこちらの足元を見られ、退社していく。

中部~進学と共に南部へ住み、台風水害の多く、何事にも備えるメンタルを持つ。貯蓄率高い。

南部~特にメコン地域は、明日は明日の風が吹くメンタル、休んでおけばラッキーでココナッツでも落ちてくる、欲望に忠実だが指示通りは一通り動いてくれる。

 

極めて私的なイメージですが、結果はこんな感じでした。

当然、1000ドル以上の社員を多く抱える大手さんは、そんなことないでしょうけど、一般的な専門、短大、大卒はそのような印象です。

 

結果、私は中部出身者を優遇し、多く採用してきました。

600万ドン入社→1400万ドン、1000万ドン入社→1800万ドン

うちに入社後3年から5年で、これくらいには育てる自信があります。

 

しかし、最近は風向きが少し変わってきています。

中部出身者が、進学でホーチミン市に来て、お金に困っていない。

経済が豊かになり、既に裕福、親の愛情を受けすぎて、二十歳そこそこで、家を与えられ、新品のバイクもあります。

 

そうなると、無理に働かず、無謀な私にもついて来てくれない。

最近は中部の若者→中部の30歳前後にシフトして行っております。

 

今後の課題というか、この国の発展について行くことも大変です。