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補習校を終えて

日本人学校を土曜日のみ借りて週一回のみ行われ、日本人学校に通わない子供たちが、土曜日半日だけ通う学校、日本人補習校

そこでお世話になっていた中学部の娘が、1学期をもって退学しました。

現地校では、高校受験一年前になると、土曜日の午前中も授業が始まるからです。

 

長男も含めると、10年以上こちらの学校にお世話になりましたが、

これで私の毎週土曜日のTan Phu区⇔7区の送迎もなくなりました。

 

週一回というスケジュールの中、入学卒業式、社会科見学、授業参観など、日本人の先生方が頑張っておられますし、子供たちも日本人であることを感じる、忘れない?良い機会を存分に得られたのではないか、と思います。

 

ベトナムの公立学校に通わせていると、日本のような入学式、卒業式、運動会、のようなイベントが少ないというか、ほぼないです。

ですので、親としても子育ての区切りというか、節目のようなものを感じることが少なく残念に感じていました。

補習校は、子供だけでなく、親としても非常に有難い学校でした。

 

海外でのハーフの子供たちへの日本語教育、日本語に割ける時間はごくわずかです。補習校の宿題をなんとかこなしたとしても、週一の授業を受けても全然足りません。

 

なので、海外での日本語教育については、諦めるのか、仕方ないのか、という悩みが常時付き纏いますが、今なら言えますが、そうではありません。

子供に日本語の刺激を与え続ける、きっかけを作る、という意味では、出来不出来を問わず、やり続けることが大切だと感じます。

 

なによりもハーフの子供たちが、一番共感し、心を開いているのは、同世代の子供たちだからで、あの子が頑張ってるから、私も頑張る、そういう感覚は、家庭では教えることは不可能です。

 

もし、ホーチミン市でお子様連れで居住されて、学習適齢期であるなら、補習校を選択肢の一つとして検討されるのは絶対有りだと思います。