2020年1月の一時帰国から、一年とちょっと経過。
この一年はコロナ禍ということもあり、会社の状態がどうなるのか全く予想する事ができず、
正直な気持ちで言うと、不安な一年でした。
会社員の方々は、コロナだから仕方がないですむかもしれませんが、
経営者としては、コロナ死がなくても、経済死が有り得ます。
経営戦略を、持久戦なのか、エリア限定でゲリラ戦なのか、それでも好戦的に攻めるのか。
それすら判断がつきませんでした。
CF黒字なのか赤字なのか、BSではどうか、それすらも分からず、どうしても慎重に成らざるを得ない中、サプライチェーンの見直しで、10%から20%の調達コストダウンだけは徹底して行うことができました。
その分を、全てではありませんが、既存のお客様の機種入れ替えなどで、サービス維持費に当てました。
直近3年はベトナム企業シェア率が過半数弱に上がり、セールス的にはダウンしなかった事、
多くの日系企業のお客様が、いつもと変わらずお付き合い頂けた事、に助けられました。
本当に感謝してもしきれない程、とはこの事です。
私たちは本当に良いお客様に巡り会えたね、と常々スタッフには話しをする機会が多いのですが、国籍、規模、エリア問わず、出来ることは可能な限り胆力を持ってやり抜いていく、その点だけは必死に守っていけるよう今後も徹底します。
気軽に日本へ一時帰国が出来ない日々ですが、なんとかコロナ禍を乗り切りたいと思います。