今週は来客、忘年会などがあり週末に話題になっていた表題の番組を見ました。
善良な管理団体と劣悪な管理団体との対比構造でした。
管理団体の管理費が4万円から4万5千円の相場で、2万5千円でやっている管理団体であるのにベトナムまで渡り、ベトナム人の手数料減額をさらに求める管理団体のホワイトさが際立っていました。本当の優良管理団体とはこうだ、と。
しかも、彼らが提携する、現地の送り出し機関は実務の訓練も実施しています。
それに対して、賃金時給400円の縫製工場の劣悪さ、賃金未払いのまま計画倒産するブラック企業社長の身勝手非道さがはっきり描かれていて、大半の方がこちらにフォーカスしそう。
国策の実習生制度は、失われた20年、デフレ下で安さを追求する世の中の煽りを受けた下請け企業の単なる10年単位の延命措置なのかもしれません。
今日本には必要なんです、と世論はなっているかもしれませけど。
日本の製品は素晴らしいですし、商品、サービスも素晴らしいのですが、この豊かさはブラックチェーンの下支えがあっての、日本の豊かさが維持されていることもあり、日本人消費者が無関係とは言い切れません。