複写機大手のリコーが、業績不振で4拠点閉鎖・移転のニュースが流れました。
本社も東京銀座から、大田区大森へ移転するそうです。
日本市場は過当競争が激化し、BOX(複合機)にソフトウェア類などのソリューションを販売しないと利益が出にくい、出ない状況は前職の日本本社から聞いておりました。
しかし、良いサービスにはそれなりの価格をお客さんには払って欲しい、でもその価値を認めない風潮が日本で、日本人なんだと思います。
ベトナムでも大手メーカー間の競争は激しく、私も前職時代は年間72台の販売実績も、勝率は3割ほどでした。さらに、ベトナムはコストダウンと工場などの労働集約型ビジネスが展開されていますので、
名だたる大手が中古複合機マーケットに移行しました。
そこで、1000人オーバーの工場・会社で中古ユーザーになった大手を、キヤノンの新品機種で切り崩すことができれば仕事を継続しよう、それができれなければ退社しようと決意。結果無残に散った為、今に至ります。
厳しい時代を、このニュースで思い出しました。